モンゴル雑記


・モンゴル人の名前は家父長制を一番表している。日本では、“姓、名”だが、モンゴルでは日本でいうところの“姓”がない。“お父さんの名前、自分の名前”である。


・モンゴルのゲルは夏は涼しく、冬は暖かい。本当かな?と思っていたら。夏はゲルの裾をたくし上げ、冬は分厚いフェルトをかけたり、床の下に羊の糞を敷き詰めたり。又、円形のため風が吹き付けてもゲルの周りを巡り、中で暖房をすれば部屋の隅々まで暖められた空気で満たされていく。


・湿度が低く、気温が高くてもさらっと涼しく感じる。日本の長野のような感じ。


・風が強い。太陽が雲に隠れてしまうとすぐに冷えてくる。モンゴル人は大抵すぐに羽織ることができる薄手のシャッツを携帯している。


・ゲルでは一番奥はお父さんのベッド、右側がお母さん、お客さんは左側のベッドに座る。


・モンゴル人は人をとても大切にしている。家人が家を留守にする時は机の上にパンやミルクティーを置いて出る。留守中にゲルを尋ねて来た人がいつでも食事ができるよう用意をしている。


・モンゴル人は生まれかわりをとても信じている。人が亡くなると誰の生まれ変わりか分かるよう、白い粉で印をつける。子供が誕生するときその印を持って生まれ変わってくるという。


・モンゴルの馬は背が低く、おとなしいのが特徴。頭がよく、乗っている人がどんな人か知っている。乗っている人の力量に応じて走ってくれる。


・星がとても美しい。天気の良い日は地平線と空との境目がはっきりと分かる。手を伸ばせば届きそうだ。


・星がたくさんあり、とても強く輝いているので地平線の彼方からやってくる車のライトか星か区別がつかない時がある。


・「モンゴルでは夜、星は上にあるのですが、日本では下にあるのですね。」夜景を見に行った時のモンゴル人談。


・モンゴルのミルクティーは砂糖ではなく、塩が入っている。名前は「スーテーツァエ」。軽い病気なら治る、とのこと。


・モンゴル人は流れ星は誰かが亡くなった証という。だからできる限り流れ星を見ないようにしている。そして流れ星を見た時はあれは僕には関係ないと言う。


・お葬式はお坊さんの指図で行われる。お葬式は何日に行う、埋葬はいつ行う、etc。お葬式が1週間かかることもある。


・遊牧民は第6感が発達している。今日誰かがやってくる、雨が降る、悪いことが起きそうなので家畜を集めておく、等は日常茶飯事。


・赤ん坊が目覚めるときに泣くのは悪夢を見ていたから。寝ている赤ん坊の頭上にオオカミの人形を天井からつり下げて、「ここにはもうオオカミが居ます!あなたは(オオカミ)他所へ行ってください」と悪夢の元凶のオオカミを退散させる。


・赤ん坊の髪の毛は3歳または5歳まで切らない。切る時は親戚を招いて髪削ぎの儀式を盛大に行う。


・赤ん坊に「かわいい」と言ってはいけない。悪い神様がかわいい子供をさらってしまうから。赤ん坊には「モーハエ、モーハエ」と言おう。意味は“ブサイクブサイク”


・赤ん坊のお腹に腹巻きをすると力持ちになる。


・モンゴルでは一番下の弟、又は妹が跡取り。両親と暮らす人となる。

 


・目上の人をとても尊重している。電車等でも目上の人が乗って来たらさっと席を譲る。


・遊牧民は四季にあわせて場所を移動する。夏は涼しい川のそば、冬は風のあたらない岩の陰、等。


・家畜は食料になるだけでなく様々な道具にも変化する。ヤギの胃袋は水がめに、羊のしっぽは赤ん坊のおしゃぶりに。etc.


・モンゴルはチベット仏教の流れを汲んでいる。昔、100km程離れたところからガンダン寺まで五体投地して参拝すると、腰痛も改善し、様々な功徳があると信じられていた。


・山の上や聖なるエネルギーの流れ出しているところに“オボー”という石を積み上げて作った塚がある。日照りが続く時はオボーに集まり、ラマ(僧侶)を呼んで雨乞いの儀式をする。1時間程で雨が降ってくる。


・モンゴル人は占いを信じている。結婚、移転等、大きな行事の時は必ずラマの所へ行き相談をする。そして、日にちや方向を見、お祈りをしてもらう。


・モンゴルではシャーマンの踊りは2種類ある。仏教由来の神様の儀式の踊り。そして、土着信仰のシャーマンの踊り。


・モンゴルの経済は右肩上がり。銀行へ貯金すると年利10パーセントだとか。


・モンゴルでは鹿の肉は体を治す、と言われている。なぜならば鹿の食料は薬草なのだとか。


・オオカミはとても賢い。狩猟に行くと巧みに隠れる。大きな木にへばりついて狩人から見えないように少しずつずれながら巧みに逃げる。


・オオカミはとても賢い。旦那のお父さんが実際見た話。腕を銃で打ち抜いたところ仲間のオオカミが2頭、木の棒を持って助けに来た。傷を負ったオオカミの両脇から脇の下に棒を差し込んで体を支え、3頭で連れ立って逃げてしまった。あまりにもみごとなので追い打ちをやめてしまった。


・日本では花で季節を表す。モンゴルでは家畜で季節を表す。日本式:春は桜。モンゴル式:春は子やぎが生まれる。等。


・モンゴルでは親指を立てるのは一番よいことを表している。小指は一番最悪を表す。


・モンゴル人はパズルが好き。子供の頭を柔軟にし育てるために様々なパズルをつかう。木で作ったパズル。羊の骨で作ったパズル等。


・草原は薬草の宝庫。日本では薬草に分類される草がいっぱい生えている。そのため香りもとてもよい。


・まず一番最初の乳は天へまき神様に捧げる。お酒も同じ。ボトルを開けて最初の杯は天へまき神様に捧げる。


・モンゴルでは子供の骨を強くするため、夏休みはおばあちゃんの所(田舎)へ帰り、乳製品をたっぷり食べに帰る。


プレアデス 光・太郎

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